「教職員による盗撮等の根絶に向けた研修会」の開催

 7月16日(月)に県教育委員会の通知により行われた校長。教頭を対象にした「教職員による盗撮等の根絶に向けた研修会」の内容を、7月19日(金)には全職員で、被害者の人権を著しく侵害し、大きな精神的苦痛を与え続ける盗撮行為の根絶を図ることにより、教職員一人一人が未来を担う児童生徒の教育に携わっているという自覚と誇りのもと、安全・安心なより良い学校づくりと地域の信頼を得た教育活動の展開に資することを目的として、コンプライアンス研修を行いました。
 
 これまでも、体罰、飲酒運転、セクハラ・パワハラ、個人情報の適切な管理等について研修を行ってきました。今回の盗撮等の根絶に向けた研修も通して、不祥事を根絶するためには、どうすればよいか協議を行い、学校としての対応策をまとめました。

 

<不祥事の根絶に向けた本校の対応策>
・「誰も不幸にしない 不祥事を職場から絶対に出さない」を合言葉に、一人ひとりが自分事として考える。
・学年の枠を越えて、常に声を掛け合い、何でも相談できる職員室にする。
・教員同士が非日常の違和感を感じた時には、直ちに確認し、すばやくチームで対応する。
・実際にあった事故事例について共有し、起きてしまった後の最悪の想定を常に意識するなど、他人事ではなく自分事として考える機会を持たせる。
・校舎内の整理整頓に努め、複数の職員で定期的な安全点検を行うことで、カメラやスマホ等を仕掛けさせない。
・酒宴に出席する際は、自家用車を置いていく、運転代行は使用しない等、飲酒運転をする環境を作らない。

 生徒が安心して学べる学校であるために、教職員一人ひとりが、不祥事を自分事として捉え、「自分の職場から不祥事を起こさない、誰も不幸にしない」という決意をもって、不祥事根絶に向けた取り組みを徹底し、安全・安心な学校づくりに努めていきます。

                                   日立市立久慈中学校長